才能

今日はいつにも増してワールドワイドな1日でした

後輩からの頼まれごとがあって、N先輩の会社へ仕事の依頼に夕方立ち寄ったら先客の方がいて

ここはいつも人が集う場所だから、「こんにちはー!」と一緒にお話させてもらったところ

サッカーの監督でかなりご活躍されている人とのこと。

すごい。

(サッカーの知識がまったくないってこういうときに残念だなあ)と思いつつ

ふたりの会話を聞いているうちに、「才能」についての話題になりました。

これは私が今一番聞きたい内容だ!と思って

「あの・・・やっぱり、才能ってあるんですよね?ぱっとみて、“この人はすごい選手になる” っていうのはわかるものですか?」と聞きました

(なんでそんな当たり前のことを聞くの?)という感じに、ふたりは即答で

「そりゃわかるよ、もちろん。ひと目でわかる」とのこと。

やっぱり・・・と思いつつ

「(才能があるのは)、きっと、ごく一部の人ですよね。それは、努力じゃ無理なものですか。やっぱり生まれ持ったものでしょうか」とさらに聞きました

(この人、妙に食い下がるなー)とふたりは思ったと思います

とにかく私は今、自分に語学の才能がないことを痛感していて

生まれ持ちたかったものを、持って生まれてきていない場合、どうすればいいのかがとても不安なのです

(語学だけじゃなく、自分の能力全般という面含めて)

なのでどうしてもそこは聞きたい話。

そうしたら、その、監督の答えが、

私が想像していた答えとはまったく違っていて、感動。

「うーん。それは、いろいろだよね

でもね、間違いなく、すべての人が、誰もが、いい面を持ってるから。

それをどう伸ばすかだよね。

そして、“続ける”っていうのも、才能だよ」 とのこと。

これを聞いたときの私の安堵感!

しばらく黙りこくってしまいました。聞いた言葉を心に染み込ませておきたくて。

よかった。

ペースは遅いけど、毎日毎日、必ず、ほんの少しでもスペイン語は読んだり聞いたり書いたりしていて

それしかできないけど、それならできるから

取り組み続けたい、と思えるものに出逢えているのって幸せだなあ、としみじみ思ったら

なんだかすごく嬉しくなりました。

そんな話の流れからお話を聞いていたら、その方はポルトガル語を話せるとのこと

いったいいつのまに仙台はこんなワールドワイドな街になっていたのか驚きます(と思ったらけっこうサッカー関係者はポルトガル語を話す人が多いらしい)

ポルトガル語とスペイン語との共通点が少し見つかったりしてワクワク。

そしてちょうどMarc AnthonyのCDをN先輩がかけてくれたので、これこれ!この曲!このアルバムの1曲目がステキなんですよ!!!と熱く語ったら

「え?これ、何て言ってるか聴き取れてるの?」と驚かれて

それはもう。聴き込んでますから。2曲はインプットしてます!文脈はわからないけど。と言ったらさらに驚かれて

もしかしたら、ちょっとずつ、ほんの少しずつだけど、スペイン語に近づけているのかな、と思えて、嬉しいひとときでした。

たまたま、その方が、ドイツをはじめ世界各国行っているとのこと。私が住んでいた街にも何度か行っていたと聞き

思いがけずに懐かしい街並みに話題になり、仙台って本当に面白いなあと思いました、行く先々でこんなシンクロがあるから、楽しい。

 

でもね・・・思わず膝を抱えたくなったのは

「あのう。つかぬことを聞きますけど、私って、何言ってるかわからないですか?」と、常日頃から不安になっていた私の言語(日本語)能力のレベルについてN先輩に思い切って聞いたら

「え?大丈夫、わかるよ!半分くらいなら。」と、即答。

なんですって!!!と地団太踏んだら

「うそうそ。7割くらいわかるから大丈夫」と、またもや即レス。

(それくらいできてたらいいか・・・)と一瞬思ってしまった自分に愕然としつつ

仕方ないからあとの3割はジェスチャーと目ヂカラとメロンで生き抜いていこうと思います。

皆様いつも私の言葉とジェスチャーを読み取ってくださってありがとう!

 

あ、それから、こんなふうにブログ書いていると、まるで私が音楽をすらすらと聴き取っているかのように誤解されている方がたまにいるのですが

違うんです

私は単に、声や音の好き嫌いがハッキリしているだけなんです

たとえば、フルートの音よりクラリネットの音色が好き。

バイオリンの音よりチェロが好き。

エレキギターよりもアコースティックギターが好き

グラビノーバは聞かないけどグランドピアノの音は大好き。

それと、人を認識するとき、視覚じゃ覚えきれなくて、どちらかというと声で覚えているほうなのです(人の顔を覚えるのが苦手)

と、ここまで書いて、(やっぱり、音を聴き取るのが得意なんじゃん!)と思われる方に、そうじゃない証明を書こうと思います

私の聞き間違いレベルはかなりのハイレベル

たとえば・・・

ドイツにいたときに、日本からJ-POPをダビングしたテープ(その当時、カセットテープ!)を同僚が送ってもらっていて

私の知らない曲ばかりの中、

「ねえねえ、なんで、“束になって踊ろう” なんて歌ってるの?」と聞いたら

「は?尚美ちゃん、何言ってるの?どう聞いたって、“さあ輪になって踊ろう” でしょ?」と呆れられました

なんだか妙に印象に残ってます(そのフレーズしかその曲しらないけど)

さらについ先日、秘書仲間のビューティフルな女子の方々とランチを食べていたとき

外人に日本語を教えていたことがある、と話しているのを聞いて

「えええ?!マンハッタンで教えていたんですか?!?!」とびっくりして聞き返したら

「え?!え?!山形で、です」とのことで

何をどう聞き間違っているのか、と、一緒にいた秘書仲間の皆から驚愕されました

マンハッタンと、山形。共通点は、「ま」と「た」、のみ。

でも、ちょっと似てますよね?ためしに皆様つぶやいてみてくださいね。(え?!似てない?!汗)

 

明日も、明るい一日を。

あなたが笑顔ですごしていますように!

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