スペイン旅行記2016 ⑫衝撃編

今週は月曜の夜からアクセル全開の楽しさでした♪

Fride Pride の Shiho ちゃんが、ピアノ、バス、ドラムのそれぞれ有名な方々と

そして、今年グラミー賞を受賞した ガスト・ヴァルツイング がトランペッターとして登場のライヴへ。

私以上にフラプラを大好きなナイスミドルがチケットを予約してくれていたので

私はのんびりと、開始時間ちょっと前くらいに向かいました

そうしたらなんと!「ライヴにこの人が参加すると3倍楽しくなる!」というN先輩が

「セニョリータを驚かせようと思って来れること内緒にしてたんだー」とひょっこり参加

この3人でライヴに行くといつも以上にライヴが楽しいので、ワクワク最高潮

案の定、会場全体が盛り上がって最後は全員でスタンディングでした

Shiho ちゃんは本当に歌が上手いなあ、と、鳥肌立つ感動

ガストのトランペットも素晴らしかったです

私はトランペットは以前は興味なかったのですが

Marc Anthony のライブ映像で、バンドの指揮をとっているのがトランペッターなのに気づき

その絶妙な間合いの取り方やメロディラインを聞いて、トランペットも素敵だなと思っていたところへ

今回のガストのトランペットのを生で聴き、トランペットも好きになりました

パワフルでソウルフルでのびやかで繊細で、そして予想外にリズミカルな音色が心地よく

先輩方と、「やっぱり音楽っていいね、ライヴっていいね」と語り合い時間があっという間!

 

そんなワクワクの充電をフルパワーにしてきましたので

今週から久しぶりにオリジナルグラノーラを焼成スタートです

(夏は湿度が高くてグラノーラ向きではないためお問い合わせも多々頂きながら今まではお休みしておりました)

今回はとっておきのマカダミアナッツを取り寄せて、香ばしさ抜群の【マカダミアナッツグラノーラ】を作ります

価格は今までどおり、40g入り200円、100g入り400円(税別)

ご希望の方は11日までにお知らせくださいね!

 

さてさて、スペイン旅行記の続きです

この旅行記。書きたいこと、感動、ワクワクが山盛りだくさんにありながら

なかなか先に進めなかったのには理由があります

旅の後半はサンティアゴの大聖堂で大司教がミネさんを大歓迎で迎えてくれて私も超・VIP待遇にてミサに参加したり大司教部屋に入らせていただいて驚きのプレゼントを頂いたり、王様の結婚式会場を見せてもらったり、ミネさんが来るのを今か今かと待ちわびる素敵な方々との時間や、芸術家の豪邸で満月の夜に参加した完全オーガニックのアウトドアパーティや、リアス式海岸の由来の町で超豪勢な食卓を大家族で囲んだ食事などなどなどなど、

早く、書きたいのです

なのですが・・・

そこにたどり着くまでに起きたハプニングの数々を書かねば、先に進めない。

というわけで今回は、スペインでの衝撃ハプニングの続きを書きますよ~

私はこのスペイン旅行で、5つの驚愕のハプニングがありました

けっこうハイレベル(?)な5つです

まず一つ目は、すでにブログでも触れましたが、出発直前に荷造りを終えてスーツケースを閉めたとたん、鍵が開かなくなったこと。

今考えても、あり得ない・・・

ぴったりと口を閉ざした新品の可愛いスーツケースを前に途方に暮れたキモチが忘れられません

マドリッドでミネさんのご自宅に到着して私が最初にしたことは、iPad で【スーツケース 開かない 解決法】を検索です

検索結果をどんなに試しても開かず、無理やり力ずくで開けてもらって無事にお土産や生活用品を取り出せました

帰りはマドリッド空港まで手で押さえながらなんとか運び、ラッピングサービスでぐるぐる巻きにしてもらって蓋をして

帰国後にメーカーに事情を伝え、「大変申し訳ありませんでした・・・」と恐縮されながら返品

ミネさんがいてくれたおかげで無事に乗り切れましたが、もし一人での旅だったらと思うとコワすぎる。

なんとも人騒がせなスーツケースでした。

 

で、驚愕のハプニング、2つめ。

それは私が2週間滞在するアパートの中で起こりました

このアパートはサラマンカの中心部にあり、ミネさん夫妻が車でマドリッドからアパートまで送ってくれて

さらに、アパートのオーナーから鍵を受け取り部屋の説明を一緒に聞いてくれて、とびきり安心なスタートです

スペイン人のオーナーは当然スペイン語で 「Hola, Naomi!!!」 と、超ウェルカムモードで話しかけてくれるのですが

何しろスペイン着きたてのほやほやの私には何が何だかさっぱりわからず

私がそうなるであろうことを見越して、ミネさんは付き添ってくれていたのだと思います

アパートでの暮らし方をひととおり聞き、私にひとつひとつ通訳してくれました

「IHのスイッチはこう使うのよ」

「冷蔵庫の中身は尚美ちゃんのために買っておいてくれたんだって」

「ジューサーもあるからオレンジジュース自分で作れるよ!」

「書斎はこの部屋。スペイン語の勉強ここでやったら?って言ってる」

「地図も用意してくれてるよ、オススメのお店も書いてあるって」

「クーラーはないけど、冷風機準備しといたから使ってね、って」

「洗濯機の使い方はね・・・」 などなど。

ミネさんがいてくれて、細やかにフォローしてくれることが本当に心強く

そして、オーナーも、「何か困ったことがあったらいつでも電話していいよ。あ、電話じゃスペイン語しゃべれないか。メールでも大丈夫」 と力強く言ってくれるので

「本当にありがとう!」 と、安心感に満たされてアパート滞在を始めました

 

その翌日のことです

さー!さっそく洗濯機を使おう!と思ったら、どうも様子がおかしい。

私はまだ使っていないのに、扉の中に水が残っていて、心配になり洗濯機の中を掃除をしました

でも、どうにも、匂いが取れない。

ミネさんにメールで相談してみると、「それ、オーナーに言った方がいいよ、水道管が原因かもしれないし。メール書いてみて。添削してあげるから」 とのこと

一生懸命書いた文章をミネさんが直してくれて私はオーナーにメールを送りました

「洗濯機が使えません。よくないにおいがしています。一度見に来てくれますか?来る前に、何時に来られるか連絡ください」 という内容です

数分後にオーナーから返信があり、「今から行くよ!」 とのこと。

この日は授業が夜にまだあったので次の日にお願いしたのですが

スピーディで親切なメールに私は油断していました

オーナーが約束の時間に部屋を訪れ、その手に持ってきていたのは・・・

 

【酢】。

 

え?!

と私は驚いた顔をしたと思います

リッターサイズの食用のビネガーを持ってきた彼は

「インターネットで調べたら、酢を入れて一度洗濯機を回すといいって書いてあった」 と説明しながら

早速、洗剤入れに酢を1リットル注ぎ込むのです。

 

私は心の中で

(いや、たぶん、問題はそこじゃないと思うよ・・・) と主張しましたが

スペイン語にする勇気がなく、為すすべもなく、ビネガーで満たされながら回る洗濯機を黙って見守り

1時間後

案の定というか当然というか、逆効果というか

洗濯機、使うに使えない状態。

仕方なく私は滞在中、バスタブを使って手洗いしていました

語学学校では毎日、「昨夜はどこに行って何を食べて何時に寝て今朝は何を食べてきたのか」っていう会話があるのですが

「洗濯機が壊れて手洗いしています」 と言うと

「なんて可哀想なNaomi!」 と同情されました

「壊れる」 というスペイン語単語をこんな形で覚えることになるとは。

コインランドリーを皆が探してくれたけど、サラマンカ中心地にはひとつもなかったので

もしこの町に行く方は、滞在先を探す際、洗濯機の有無に加えて洗濯機が稼働するかどうかも確認することをオススメします

でも、意外と、手洗いって快適でしたけど!

 

というわけで2つめのハプニングのご報告でした

あと3つあるので続きはまた後日。我ながら、いろ~んなことを乗り切ってる自分の人生が面白いです

Hasta la proxima !

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