一年。

昨夜のスコップ団の鎮魂打ち上げ花火は

天国と地上は繋がってる

そう想える時間でした

ひとりひとり、全員に届くように。

団長と、団長率いるスコッパー、そして全国のたくさんたくさんの想いが実現させた

2万発の花火。

様々な色に輝きながらが次々と打ち上がり、

吸い込まれるように天国に向かって行って、満開の花が開いていました。

花火は、球状に広がると聞いたことがあります

360度どこからみても同じなんだと。

雪を背景に眩しく映りながら

同じ景色を、地上からも、天国からも、遠い土地からも観ていた

同じ時間を、地上でも天国でもすごしていたと思う。

ぐんぐん空に向かう打ち上げられた花火が、地上からのメッセージで

空いっぱいに明るい光を放つのが、天国からのメッセージのようで

目が離せなくて。

涙が止まらない。

ドンと力強い音とともに打ち上がる花火が輝いて

団長、実行委員会、関わったすべての皆様の想いが魂に響いて

この時間を、ずっと、忘れないです。

団長のメッセージを、絶対に忘れないです。

参加してよかった。私自身が、救われました。

優しいエールをくださった皆様、ありがとうございました。

皆様の想いが、ひとつひとつすべて、大切に彩られていました。

糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」で、映像を観ることができます

 

打ち上げ花火終了後、リフトに乗って山に登り、徒歩でスキー場に舞い降りた花火の柄を拾いました

私は高所恐怖症なので場所がちょっと苦しかったけれど、

見渡せば、皆がいるから大丈夫だった。

雪の中を、ひとつひとつ花火の跡を拾っていくスコップ団の底力。

優しくて、強くて、大切な想いを実現する人たち。

尊敬しています。

 

今年の3.11を迎えるのがずっと怖かったです

あの日の情景を思い出して、どんな気持ちになるのか予測できなくて。

でも、スコップ団の3.10の鎮魂打上花火のおかげで、

新たなページを開けた気がします。

 

一年、震災を通じて、いろいろなことがあり

納得できない理不尽な出来事の数々を前に必死で自分なりに取り組んできました

哀しみを意識してしまったら、立ち止まったてしまったら、前に進めなくなるとわかっていたから

そういうエネルギーのふりしぼるような使い方は自然じゃないとわかってるけれど

そうするしかなかった。

昨日、鎮魂花火の帰りのスコップ団のバスの中で

隣に座った、とても穏やかな瞳の静岡から来ているスコッパーSさんと話をしていて

言葉にして初めて、自分が、思ってた以上に震災の日々に傷ついていたと気がつきました

それは、「仕方がない」と納得しようとしていたことだったり、「思い出したくない」と押し込めてきた感情だったり。

言葉にできたことで、

「ああ、もう、この痛みは、手放してもいい」と、楽になった気がします。

 

震災は、絶対に、起きるべきじゃなかった。どんな理由があったとしたって、納得なんてできない。

でも

哀しみは忘れられなくても、乗り越えていけると思う

スコップ団に出逢えて、そう信じられる時間が増えました。

そして

震災発生後、生活に必要な物資を送ってくださった皆様、エールを送ってくださった皆様、

改めて、ありがとうございました。助けて頂いたあの安堵感を今も思い出します。

今も優しいエールを送り続けてくれて、私からの情報発信を受け止めてくれている皆様

いつも、いつでも、本当にありがとう。大好きです。心からの感謝を送ります。

 

一年を経て、決めた。

「こういうふうな自分になりたい」「こういうふうに生きて行きたい」

それに向かって、自分の意志で、毎日を積み重ねようと決めました。

「あるがまま、そのままでOK」という精神性もとても大切だと思うけれど

「自分がどんな人でいたいか」は、自分が積み重ねて行くことだと思う

今の自分を否定するのではなく、誰かに認められることが目的ではなく、

「こうありたい」と思っていた要素が、ふと気づけば自分の当たり前の部分になるまで。

それは自己否定などの苦しいことじゃないと思う、きっと、自分にも周囲にも心地よいと思う。

人が心の底から「こうありたい」と想う姿は、きっと、「愛」が要素だと思うのです。

愛って言葉は、使い慣れていないから、「優しさ」でもいい。

たいそうなことを言うつもりはなく

たぶん、「ああ、ダメじゃん自分」と凹むこともあると思う

ルーティンな時間に慣れてしまいそうなときもあると思う

でも

生きることは、かけがえのない、そのときそのときの積み重ねで

その「今」を、どうすごしたいのかを、大切にしていく

そう決めました。

 

今日は、昨年、実際に私がスコップに初参加するきっかけを作ってくれた

千葉の野口さんに、dogwoodへ会いに行きました。

昨夜の花火では人がたくさんいて見つけられずにいたけれど

会いたい人には、会いに行く。

笑顔に会えて、嬉しかった。野口さん本当にありがとうございました。また会える日が楽しみ。

そんな1日をすごしました。

 

あなたが笑顔ですごしていますように。

想像以上の嬉しい出来事が、たくさんあなたに訪れますように。

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