心のビタミン。

今日、思いがけない、贈り物が届きました。

かごいっぱいに広がるビタミンカラーの花束!

 

 

 

 

 

 

 

ガーベラ、カーネーション、チューリップ、スイートピーetc.

部屋がいっきに春色になって、ふんわりと包まれてます

綺麗。キレイ。ガーベラ大好き。オレンジ色大好き。

送ってくれたちぃちゃんの優しい想いに、ほうっと心が安らぎました

ちぃちゃんありがとう。とっても嬉しかったです。

元気って、人の優しさで湧いてくるものなんだなと。しみじみ思った。

 

映画『のぼうの城』を以前観た時に、映画館にいることを忘れて思わず拍手喝采したいシーンがあって

改めて原作を読みました

石田三成の2万3千の兵に囲まれて、「開城(降伏)するか500人の兵で応戦するか」を石田勢の使者に決断を迫られたとき

その、大軍をちらつかせて不遜な態度を隠そうともしない使者の申し出に

成田家の城代ののぼう(野村萬斎)が、普段ののんびりした気質からは想像もできない断固とした表情で

大勢の家臣がひきとめるのもきかず応戦を宣言するシーン。

以下、書籍の本文から引用。

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「武あるものが武なき者を足蹴にし、才あるものが才なき者の鼻面をいいように引き回す。これが人の世か。ならばわしはいやじゃ。わしだけはいやじゃ」

強き者が強きを呼んで果てしなく強さを増していく一方で、弱き者は際限なく虐げられ、踏みつけにされ、一片の誇りを持つことさえも許されない。小才のきく者だけがくるくると回る頭でうまく立ち回り、人がましい顔で幅をきかす。ならば無能で、人が良く、愚直なだけが取り柄の者は、踏み台となったまま死ねというのか。

「それが世の習いと申すなら、このわしは許さん」 (『のぼうの城』から引用。 和田 竜著 小学館)

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文章ではあの迫力と気分爽快な臨場感が伝えきれませんが

野村萬斎の演技が素晴らしかった!!!引き留める家老役の佐藤浩市もハマり役で

上記のセリフを聞いた時に、ほんとうに心のつかえが取れた思いでした

その決断を聞いた家臣・誇り高き戦国武士たちが、みるみる本気を取り戻して清々しく笑う姿も心地よかったです

震災からずっと思ってた、ずっとずっと思ってた、現地のいろんなやりきれなさを、

温度差って言葉なんかじゃ足りない、同じ国の同じ時代の、価値観が違う世界を

上手な生き方をする人だけが得をする、それが世の中の基準なら、そんな世界に興味はないって思ってきたことを

すっきりと、さっぱりと、同じ想いを持つ人たちと笑いながら讃え合えるようで。

観てる人たちが同じ場面で思わず拍手しそうだった映画でした。DVD出たらまた観たい。興味がある方はぜひ。

国を動かすのは選ばれた特別な誰かじゃなく、生活をしている人で、
人は人の心で動く。のぼうの生き様が動かした人の心が、大きく大きく時代を動かした。そのチカラに励まされます。

※震災の記憶を連想させる水のつらいシーンもあるので、その点はどうか気を付けて。

 

黙々と編む、編み物の時間が、頭をからっぽにできて心地よく

今度は太郎にマフラーを編み始めて、サイズは私の太腿くらいかなーと思って仕上げて

今朝、念のため胴回りを測ろうとリボンを巻いてみたら

「なにするんだー、こわいー」と最初怯えてたのに(まったく・・・笑)

「おや?何やら皆が自分に注目してる?」とどこか自慢げに得意げになってる様子がもう可愛くて可笑しくて。

そして!

太郎!

キミはいったいどれだけメタボなんだ!!!(注:黒柴・♂・15歳)

私の太腿をかるーく超える太さ・・・全然サイズが合わない!

あ、太郎の太って太いって書くんですね。今気づいた。名前からして太いのか。

うーむ。仕方ないから今回のは私のネックウォーマーにして、太郎には新しく編もう。

出来上がったら、写真、巻いてるところ撮れるかな。そのときはまたブログ載せます。

 

今月のハーブクッキー、3種ともに今週ラスト焼成です。

塩キャラメルクッキーの塩味感、ほんのりキャラメルとのベストコンビに焼き上がってます

塩キャラメル、大好評で。先日もリピート注文いただきました。嬉しい感想をありがとうございます、Yさん!

トリュフチョコレートのコクのある美味しさはぜひ冬のティータイムに暖かなコーヒーとどうぞ

アールグレイ&はちみつは、香ばしく歯ごたえが楽しい仕上がりです。

皆様の元気の素のひとつになれますように。

 

明日も明るい1日を。

みんなの優しさに、心のビタミンを頂いてます。感謝を込めて。

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