山元町に向かう、朝焼けの景色が好きです。
スコップに参加する日はいつも、朝焼けが綺麗。
澄んだ空気の中、キラキラとした光が太陽から届いていて
心が励まされます。
高速をまっすぐにアクセル踏み込み、眩しい景色をぐんぐん進みながら
向かう先が、
胸がぎゅっと締め付けられる哀しい状況であることに不意に涙がこみ上げるけれど
キラキラ光る朝焼けの空と、到着先にスコッパーの皆がいることが心を守ってくれる。
今日の参加は、直前に状況が整って行けることになったため
いつも以上にバタバタと出かけたのですが、野性のカンナビ大活躍で道に迷うことなく！現地集合OK！
「あ！おはようございます！私、今回は道に迷わず来たんですよ！」と
得意げにスコッパーSさんにあいさつしたところ
「ほほう！でもそれ、フツーです。しかもギリギリに到着してるじゃん（笑）」と、スルドイ突っ込み。
うう。
これでも成長したのですのよ。（←日本語ヘン）
そして今日は、ありとあらゆる防寒対策完備で向かい
レギンスの上に、デニム、そしてさらに暖パンを重ね、仕上げにブーツ着用。
スコップ団パーカーの上に、Ｗｉｎｄ－Ｘ、頭は腹巻&毛糸の帽子。
もはやどこをどうみても私であるエッセンスはカケラもありません。
我ながら似合わずそして見慣れない姿。
案の定、すれ違い際に、カツヤさんに「うわ。誰だかわかんなかった」と言われて
そうでしょうとも！と内心ほっとしていたのです。
が。
そうなのですが。
スコップ現場で、団長と目が合い、
「おはようございます！今日お友達夫婦が参加しているのであとで紹介させてくださいね！」と言ったら
「おう、おはよう！了解！」と。
なぜ。団長、なぜ。
どこをどう見て。私だと認識されたのか・・・
自分で声をかけておきながら軽くカルチャーショックでした（涙）
今日も、山元町は、青空のもと、
いまだに震災にえぐりとられた傷跡がむき出しのままの家が立ち並んでいて
声にならない叫びを聞く
時が止まったままの涙を知る
拭い去ることのできない、哀しみをみる。
痛みを抱えたままのその家を
団長と集まったスコッパー全員が、静かに、でも力強く、
ぐんぐん蘇らせていくのを、肌で感じました。
家が息を吹き返し、そこにあったかけがえのない日常を取り戻す
本当に。息を吹き返していると思う。
体力派じゃない私が、スコップに行っても行かなくても、現場に違いはあんまりないかもしれないけど
そんなことはよくわかってるけれど、そういうことは全く問題じゃなくて
スコップ団は、小さい一歩ずつがちゃんとたどり着きたい未来に続いていることを実感させてくれる。
そのことを信じられるって、泣きたくなるくらいに心強いです。
団長とスコッパーの皆様の表情にいつだって励まされます。
哀しみを忘れることはできないけど、乗り越えていける。
精一杯取り組んでいる。大切にしたいことを大切に。
そして自分の小さな一歩が、少しでも誰かの心に灯りを灯している
これって自分に対する一番のギフトじゃないでしょうか。
誰かがどこかでいつか、じゃなく
今、自分が、できることがたくさんあります。理由なんていらない。一緒に参加しませんか。
そして、３．１０の【天国へぶっ放せ！】、団長のブログ、ウルトラハイパーにおすすめです、必読。
ぜひ。皆様も、天国へ届けるメッセージ、力を添えませんか。グッズの購入や募金が大きな支えです。
今日はスコップ後、大切なお友達ご夫婦と、とびっきり美味しい天然酵母パンのお店でランチ。
私はかぼちゃのスープを頂きました。美味しかった！
温かな心のこもったお料理、心地よい会話。幸せだなと思います。
その後ダッシュで帰宅し、準備していたハーブクッキーを発送。
自画自賛しちゃいますけど、自慢のクッキー達です。楽しんで頂けますように！
そんな濃密な１日をすごし、そろそろエネルギー切れです・・・眠い・・・
皆様の明日も、明るい日でありますように。
