先日、松島のベルギーオルゲールミュージアムに行きました。
起業家の仲間の方が、調律の仕事をしていることもあり
ずっと行きたいと思っていた場所です。
松島には、イルカに会うために全国を駆けていた時期に
毎週のように訪れていたのでとても懐かしく
仙台から向かう電車の窓から見える海の広さに
思わず深呼吸してしまう。やっぱり海はいいなあ・・・！
仙台は、ちょっと遠出すれば海も山も楽しめて嬉しいです。
さてさて
私はピアノとギターの生演奏が好きで
オルゴールそのものには、あまり（というかほとんど）興味がなく
正直言って、実際にそのものを観るまでは期待していませんでした。
が・・・・・！
話の流れから、皆様私がどう書くか想像ついていると思いますが（笑）
これが素晴らしかったですよー！！！
百年以上前の時代に、手作業で作り上げられた「音を奏でる箱」は
まさに芸術作品。
ヨーロッパの息吹が、使い込まれた木の表情や金属から伝わってきて
音楽を愛した方々の想いが見えます。
そして！！！
感激したのが「オルゴール椅子」。
スイスの作品です。座ると音が流れ出すというアイディア（素晴らしい！）
ロープで区切られて「お手を触れないで下さい」と書いていたのですが
名残惜しげに私がいつまでも見ていたら
係の方が、「座りますか？」と声をかけてくださったのです！！！
「ぜひ！！！」と座らせてもらって
そのすわり心地とデザインの繊細さに脱帽。
手彫りですよ・・・・なんともなめらかな、すわり心地で。
発想と実現力に驚きます。
歴史は遠い物語ではなく、実際の実在の日々で
この椅子に座って、すごしていた人がいることを
なんだか、不思議に嬉しく思ったひとときでした。
音楽を愛する気持ちって、時代を経ても同じなんだろうなあと。
皆様も機会があればぜひ、訪れてみてくださいねー！
