チョコレート日和

すっかり秋も深まり、チョコレートが美味しい季節

(注:いつでも美味しいですけど。)

そんな季節感を感じつつ、チョコレートをお土産にもらったときのことを書こうと思います

先日、バンクーバーに出張に行っていたT君が、チョコレートを買ってきてくれました

わー、ありがとうー!と、早速開けて研究室の皆で食べました

「美味しい~、カナダってなんとなく、どこまでも甘い!ってお菓子が多そうなイメージがあったけれど

このチョコレートはカカオが活きてて美味しいね!」と言いながら、ふとパッケージを見ると

「ECURDORE」という記載。

「ちょ、ちょっと、T君、これ、エクアドルって大きく書いてあるけど?」とたずねると

「え?!あれれ?!ほんとだ!エクアドル!なぜ?!」とびっくりしていて

なぜって、聞きたいのはこっちですよ?

「ハハハハ~、ほんとだ、エクアドルのチョコレートだ。カナダと近いからね」と、世界各国行っているOさんが言っていたけど、言語以上に地理がわからないのでここはさらりとスルー。

 

そして別の日、バロセロナに行っていたOさんが、

私が、「スペイン、いいなあ、スペイン・・・」と言っていたからか

「ハイ、これ、どうぞ」と、わざわざ届けに来てくれたのもチョコレートでした

大きな包みの、思いがけないお土産に私はテンションが上がり

「うわあ、ありがとうございます!チョコレート!スペインのチョコレート!嬉しい!」とワクワクしながら

(あ!スペイン語が書かれてる!これは、スペイン語を試すチャンス!)と思って

「Oさん、ここ!パッケージに、スペイン語書いてます!ええと、何て書いてあるかというとね、チョコレート・・・ええと、チョコレート、黒、

黒いチョコレートって書いてあります、これ、黒いチョコレートですって!うわあ、スペインの名産なのかしら!」と得意げに言いました

もしかしたら、ここまで読んだ皆様に、想像ついていますでしょうか

Oさんはそんな私に静かに

「ダークチョコレートですね」、と、ひと言

「ここに、英語も書いてます」、と、フォロー(じゃないと思う)。

 

・・・・・。

 

そしてさらに

黒いチョコレート、と言い放った自分にショックを受け黙り込む私に

「ちなみに、こっちに書いているのは、カタルーニャ語で・・・」とOさんはにこやかに話し続けるのです

滞在2週間でカタルーニャ語まで覚えてきていそうだったので、そんなの聞いたらあまりの能力の差に立ち直れないと思って無理矢理話を変えました

「Oさん、ところで、次の出張何日から出かけるんですか?」、と強引に話題を振りました

そうしたら

「ええと、そうですね、7日はまだ行きません。8日、あ、違った、9日の午後に出かけて、10日に戻ります」とのこと。

皆様、これを読んでいる今、「7日」を「なのか」、「8日」を「ようか」、「9日」を「ここのか」、「10日」を「とうか」と、頭の中で音読しましたよね?

それをそっくりそのまま、Oさんは流暢に話すのです

まだ仙台に来てから半年も経っていないのにこの流暢な日本語!(注:Oさんは欧米のスペシャリストさんです)

私がスペイン語で「14」と「40」の数字にすら苦戦しているなんて絶対言えません(張り合ってないけど)

 

というわけで、

エクアドルのチョコレートは、美味しい。

スペインのチョコレートは、「黒」って単語が書かれていたら、ダークチョコレート。

このふたつを覚えた、秋のチョコレート日和でした。

 

ちなみに、私のハーブクッキーの「チョコチップクッキー」には

オーガニックの小粒のチョコチップを使っています

カカオの含有量が多く、粒は小さいのにチョコの美味しさ抜群。

このチョコチップはとても溶けやすいので真夏は焼成をお休みしていましたが

今月から通常モードで作っています。お子様にも男性にも人気の味です。

 

今夜も国会前をはじめ全国各地で、平和のために声を上げてがんばっている方々の様子がウェブから伝わってきます

平和で安全で安心して暮らせる未来になりますように

明日が明るい日でありますように。

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