スペイン旅行記2016 ⑨ スペイン語のコミュニケーション

 

 

 

トロのこの景色が、印象深くて大好きです。

 

イチオシの漫画、『アルカサル』 にもこの景色が出てきますよ!

皆様ぜひぜひ、読んでみてください。私がなぜこんなにもオススメするのかは読めばわかる!面白さです。

 

 

 

 

 

夕暮れを背景にしながら、ミネさんがとてもステキなので激写♪

 

 

 

 

 

 

トロにいる至福にひたっているところ♪

 

 

 

トロですごした夕暮れ時は

どこまでも続く青空の中、眩く輝いていた太陽が

少しずつ少しずつ角度を変え、彩りを変え

徐々に表れた雲を淡いピンクから濃いマゼンタに染めて

地平線に隠れながらその一帯を黄金色に満たして

月がその輝きのバトンタッチを受けたように姿を現して

夕暮れのほんのひとときにたくさんの景色をみたように思います

長い歴史の中できっと、たくさんの人たちも同じ景色を見てきたのだろうなと思う。

時間の流れをふと超えるような、そんな不思議な町でした。

 

お散歩のあと、私が美味しいトルティージャを食べたい!と言っているんだよ、とぺぺさんがレストランのオーナーさんに伝えてくれたおかげで

なんと、「お店のメニューにはないけれど、自慢のレシピがあるから」、と、特製のトルティージャを作ってくれました

写真はこちら!!!

 

 

 

 

 

 

 

お店の中で羨望の眼差しで見られましたよー!

あまりの美味しさに、おなかがいっぱいで苦しいのに、美味しくて美味しくて止まらない・・・♡

嬉しくてトルティージャも一緒に撮ってもらったところ。

 

 

 

 

 

 

 

嬉しくて嬉しくて。

美味しさや楽しさはもちろん

私の願いをひとつひとつ叶えてくれる人たちがいてくれることが

本当に嬉しくて。

(あ、書いてたら嬉しくて泣けてきた)

 

ところで、このブログにも綴ってきているとおり私はスペイン語を話せていません

でも、日常会話を隣で聞いているのが大好きで、いつも皆の隣でずっと聞いていました

スペイン語の音の響きが好きなのです(この理由については後日書きます)

そんな【スペイン語無口】な私ですが

スペインの人たちのコミュニケーションが大好きになりました

どこに行っても、誰に会っても、皆、「私が何を話そうとしているか」を、興味を持って待っていてくれる。

まっすぐに目を見ながら、「何を言おうとしているのか」、と、笑顔で聞いていてくれる。

勝手に決めつけたり、急かしたり、切り上げたり、否定したりしない。

すごく、それが嬉しかったです。

 

こんなこともありました。

ミネさんのスペイン人のお友達ご夫婦に本当に素晴らしい時間をすごさせてもらい

(まるで俳優さんみたいなカッコいいアーティストのおうちでのパーティに連れて行ってもらったり、サンティアゴで王様の結婚式場を見せてもらったり!!!)

その嬉しさを伝えたくて

つい、ミネさんに甘えて、通訳してもらおうとしていたら

スペイン滞在2週目をすぎたこともあったからか

「ダメ!自分の言葉で伝えなさい!そのほうが覚えるから」、とミネさん。

確かにそのとおりだなあと思って、一生懸命考えながら

えーと、えーと・・・・・・・としどろもどろになっている私を

(大丈夫よ、ゆっくりで)と温かく見守ってくれたふたりの笑顔を今も思い出します

その笑顔に背中を押されて、

「私はスペイン語の単語を知らなくて、ありきたりな表現になってしまうけれど

素晴らしい時間をすごさせてくれて心からありがとうって思ってます。本当に、ありがとう」と、スペイン語で伝えました

ミネさんが、「すばらしい、パーフェクト!」とうなずいてくれて

ふたりもとびきりの笑顔で

「私たちもとっても嬉しいのよ、あなたに会えて!」とハグしてくれた

私はこのスペイン語の会話を一生忘れないと思います

こんな「ありがとう」を伝えるたびに、今回のスペインの至福の旅を思い出すと思う。

 

Valladorid 在住のあきこさんとペペさんと話をしているときもそうでした

「ミネさんのお友達が日本から来るって聞いて、楽しみにしていたの!」と迎えられて

ワクワクしながらいろいろな話をする中で

私がスペイン語の単語を見つけられずに黙りそうになると

「覚えるまで、何度聞いてもいいからね」とあきこさんが教えてくれて

ちゃんとぺぺさんとスペイン語で話せたときの嬉しさは格別。

ぺぺさんとあきこさんは、スペインと日本を繋ぐイベントも開催されています

おふたりの会社 Japonica のウェブサイトがこちらです

素敵な企画が今後もたくさんありそうですので、機会がありましたらぜひどうぞ!

 

2週目の週末はSantiago de Compostela へ連れて行ってもらい

ここでもまた各地でミネさんを大好きなとびきり素敵な方々と、ご一緒させてもらったのですが

(サンティアゴとヴィゴでのウルトラ級の至福の日々はまた後日綴りますよ!すごかったです!!!)

地域によってスペイン語は変わるけれど、コミュニケーションは同じく、まっすぐ聞いてくれる方々でした

つい、うなずき続けていると

「Naomi, 日本人は、Sí ばかり言うね」 とかる~く牽制してくれるくらい、

「あなたはどう考えているの?」と、私が何かを話すのを興味深く待っていてくれた。

やっぱり話せないなあ・・・と言葉に詰まっていると、隣に来てそっと肩に手を回して安心させてくれる。

 

そんな素敵な方々と時間をすごさせてくれたミネさんに大感謝です

スペイン語に対する苦手意識が軽くなりました(まだ話せないけど。)

 

というわけで、話があちこち飛んでしまいましたが

バジャドリーとトロで至福の旅をすごし

8月15日にはマリア様被昇天の日、という祝日に、トロでまさにそのマリア様を中心にした教会で偶然すごし

私は宗教はまったくわかりませんが、

そのマリア様の像が、今まで見てきたキリスト教のイメージを覆すくらい優しい笑顔で心地よかったです

このことも書くと長くなるので後日書きますね

(ブログタイトル、それぞれ追記しました、何をどこまで書いたか時系列で自分にもわかるように!)

そんなトロでのスペシャルな小旅行をすごしてサラマンカに戻り

スペイン語の語学学校で、週末の報告をしたあたりから

クラスメートのフリアンに、スペイン語リベンジした(かどうかという) ことを後日書こうと思います♪

Hasta la proxima !

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