サンタ・クララ修道院に来られた嬉しさではしゃいでいるところ。
この後、建物内をめぐるツアーに参加できることになりました
このツアーはなかなかルールが厳しく
人数に入場制限があり、ガイドの時間が決まっているため
いつでも誰でも入れるというわけではないとのこと。
「ぜひぜひ中も見学したい!!!」という私のためにペペさんが受付で状況を聞いてくれて
たまたま10分後にツアーがあり、たまたま人数に余裕があって入れるという幸運に恵まれました
嬉しい・・・!!!
というわけで、ミネさんとDarling と、あきこさんとぺぺさん、ひろみさん(大阪からスペインに遊びに来ていた大阪のとびきりピュアでパワフルなお姉さん!)と私の6人で
ガイドの説明を聞くイヤホンをつけて、いざ、建物内ツアーへ。
イヤホンをつけたはいいものの、考えてみたら当然説明はスペイン語です
スペイン語初心者の私とひろみさんは、瞬速でミネさんの隣に行きました
建物の由来、歴史、当時の出来事を説明するガイドさんのスペイン語を
日本語に同時通訳し、さらに、説明を加えてくれるミネさんが素晴らしい・・・
こんなスペシャルな旅を経験できる私って本当に幸せ!!!
大事に展示されている当時の品々が見事で・・・
外光を取り入れる工夫をされているお風呂や
高い天井から贅沢に張り巡らされているビロードの掛物や
タイルの見事さも格別です
長い歴史の中で、当時の人たちがすごしてきた毎日に想いを馳せながらゆっくりと観られて大満足
この修道院はスペインの歴史の中でとても重要な方々にゆかりのある建物らしく
豪華な宮殿に仕上げたドン・ペドロ1世はもちろん、ブランシュ姫やマリアの娘たち、超美人なドン・ペドロの愛妾のアルドンサもすごしていたことがあり、
そして女王フアナも住んでいたとのこと
フアナが使っていたという当時の楽器(ピアノの元祖)も素敵でした
フアナを私はそれまで知らなかったのですが
ミネさんから説明を聞き、映画にもなっているのよ、と聞いて
帰国後、早速 『女王フアナ』 を観ました
映画で歴史を再現するのは難しいことだと思うけれど(当然、立場によっていろいろな解釈があるから)
登場人物ひとりひとりが精いっぱい生きていた様子が伝わってきて
好きな映画がまたひとつ増えて嬉しいです。
(今回のスペイン旅行の後半で、Marc Anthony がとびっきりいい味を出している映画も教えてもらってきました、こちらはまた後日綴ります♡)
スペインの見どころは各地に本当にたくさんあると思いますが
そして今回の旅で訪れたすべての場所を私は大好きで、必ずまた来ようと決めていますが
特にこのサンタ・クララ修道院とトロの町は、皆様にも声を大にしておすすめします
当時の人々の生き様が伝わってくるようで、長い歴史が 「今」 に繋がっているのを実感できて
心地よく、不思議な気持ちになる街でした。
さらに修道院での至福は続きます
「この修道院のお菓子もとても美味しいのよ!」と、ミネさんが教えてくれていて
私はとっても楽しみにしていたのです
スペインの修道院は、それぞれの地域で特色のあるお菓子を作っていて
このサンタ・クララ修道院のお菓子も美味しい、と聞いてワクワク楽しみにしていたのです
どんな販売方法か皆様ご存知ですか?
修道女は外部との直接顔を合わせることはなく
扉の向こうでオーダーを聞き
回転扉にのせて、焼き菓子を出してくれます
その回転扉に代金をのせて、支払うというスタイル!
そっと貼られていたメニューがこちら。
実は私たちが行ったときには販売時間は終了していたらしく
ミネさんのDarling が、ベルを押し、回転扉の向こうに向かって
「日本からここの焼き菓子を食べたくて来ている女性がいるんだけど、お願いできませんか?」と声をかけてくれました
しばらくして対応してくれた修道女の方が「何をどれくらい?」と聞いてきるよ、と教えてくれて
私はとっさに「全部」と答えていたのです
すかさずミネさんがスペイン語にしてくれて
手にした至福の宝物がこちら!
続きはまた後日書きます!!!
Hasta pronto!!!