バージョンアップ。

昨日のSmile for birthdayの南三陸行きと、本日スコップで

自分のエネルギー値がバージョンアップしたような2日間をすごしました。

私は、今まではスコップ団を、「団員の皆様の活動を、せめてサポートできたら」という立場で

スコップ団のグッズを通じて活動を伝えたり、dogwood、Smile for birthdayへの参加をしてきていますが

この数日の間に、思いがけないタイミングで、スコップ団のコアなメンバーの皆様と一緒にいられる時間があって

もう、なんだかもう、

スコップ団のひとりひとりが、ほんとにすごいなと。

いろいろな想いを、言葉にできなくて、その場で黙っているしか私はできないのだけれど

申し訳ないくらいに、黙りこくるしか私はできないのだけれど

でも、そこにいると、安心する。

安心したら、まだ自分がアクセルを踏み込みきってないことに気付いて

フルに突っ走ることをどこかでセーブしてた自分に気づいて

それは自分の体力的問題だったり、気力を使い果たしたときの脱力を恐れる気持ちだったり

だけどそのどれもが、本気になればどうでもいいことだと思って、今日はスコップにも参加してきました。

昨夜は12時前に帰宅して (皆既月食綺麗でしたね!思いがけなくスコップ団の皆様と見られました!)

翌日6時半に起きるというのは私のヒストリーの中で2回くらいしかない虚弱体質です

結局、「起きられるだろうか」という心配で眠れず(涙)

とにかく無理やり起きたら、

今度は長町インターへの道のりがわからないことを思いだして慌ててウェブチェック

道筋を認識したはいいけれど、昨日ガソリンを使い切ったことに気付いて

途中でスタンドに寄ったおかげで、確認してきた道のりから外れてしまい、出かけて数分でロストウェイ。

今、道に迷ってるヒマはない!!!と野生のカンナビを全身全霊で使って、なんとかIC入口発見。

すでに疲れたけど、間に合うか・・・?

というか今、世界は何時で(私は時計を持ってません)、そして自分は今どこにいるのだろうか

と、そう思ったそのときに、

ビュン!!!と音を立てて追い越し車線で走り去った車が、

スコップ団のダンプ!!!!!見間違うわけがない、あのかっこいいダンプ!!!!!

待って~~~~~~!!!!!と

愛車ジムニー君(フラプラ号)で、ダンプを全力で追いかけました。

そんな私を知るはずもなく、風のように疾走するダンプ。

速すぎ!!!

でも、鮮やかな太陽の色が空に映る中、

頼もしく駆け抜けるダンプを追いかけるのは、なんだかとっても気持ちがよくて

青空に向かっている道が見えているのが心地よくて

全力で何かに向かって走れることが嬉しくて (実際ジムニー君の今までの最高速度更新 笑)

吹っ切りたかった震災の諸々の記憶も、軽くなった気がしました。

 

そんな全力疾走のおかげで想定より早くIC終点まで着き

ここまで来たら、ダンプについていけば現地集合も間違いない、と(現地の道を知らずに参加したので・・・)

団長、ごめんなさい。ストーカーじゃないですよ・・・行き先が同じなだけですよ・・・とチェイス。

ダンプのウインカーに従って曲がったら、そこはGSで、団長まさかの途中給油。

中途半端にそばで停まったジムニーをけげんそうに見た団長が

「あ。おはようございます」って私を認識してくれてよかった(汗)

「あの、あの、道がわからなくって、ついて行ってもいいですか」とあたふたしてしまいました

そんな私にイヤな顔ひとつせず(と信じたい)、私にもお茶を買ってきてくれて

いろいろお世話になってありがとうございます・・・。

 

というわけで無事に目的地に到着。

現地には数十人のスコッパーの皆様が集まっていて

皆様の笑顔が、挨拶が、とってもとっても素敵で、ほんとに素敵で。

スコップの現場までは、ダンプの荷台に乗せてもらいました。気持ちよかった。

 

お邪魔します。

そう思いながら、津波を受けたまま、時計が止まったまま、あの日のままのお宅に入り

そこで暮らしていた日常を、ひとつひとつ、取り戻すのがスコップでした

力強くて細やかで

その丁寧さは私の想像をはるかに、大きく上回っていて、みるみる息を吹き返すのがわかる

景色が変わって、表情が変わって、

輝いてた。

平さんを筆頭に、スコッパーの皆様の丁寧な取り組み方と、さりげなく手を貸してくれる気配りが、

この取り組みのすべてを物語ってました。団長本当にすごい。

詳しくは、スコップ団団長 平さんのブログ「どうせ地球のチリだからな」。ウルトラ級におすすめします。

なんと、先ほど気づきましたが、私も写ってる!ヒントは腹巻とブーツ。

その後、メッセージを団長がブログに書いてくれて感動。記念にここに記します

 

帰り際に、「じゃあまた!」と手を振った皆様の笑顔も素敵だった。

私が言うのもへんですが、現地はやっぱり見たほうがいい、そして取り組むことでわかることがある。

できることがある。仲間にいれてくれる人たちがいる。震災の哀しみは忘れられないけど乗り越えられる。

たどり着きたい未来を信じられる。

自分の魂に響くことを全力で。

今週も思いっきりアクセル踏んで生きようと思います。

皆様の明日が、明るい日でありますように。

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